以前にもチラッと書きましたが、私の母は肺気腫と言う病気を持っています。


先日も倒れて病院に入院していましたが、また倒れました。


今回は結構重症で今も集中治療室にいます。








今日は肺気腫になるとどうなるかを書こうと思います。








まず、この病気はなんなのか・・・ですが、


肺の先端に無数にある細胞が機能しなく病気です。


細胞が死ぬとどうなるか・・・


鼻や口から取り込んだ酸素を体内に吸収できなくなります。











治療法は・・・・


今のところないですΣ(TдT ; )うっ・・・


少しでも酸素を体内に吸収するために絶えず酸素ボンベを着用する事になります。


たまに鼻からチューブをつけて何かカバンみたいなものを引きずっている人がいますが、


その方たちがそうです。


きちんとこれをつけてさえいれば普通の生活ができる人も多くいます。











この病気の怖い所は


言わずと知れた酸素不足です。


でも、窒息するとかではないです。


脳に酸素が回らなくなり、倒れます。


意識が戻っても、記憶障害になっていることが多いです。



記憶障害とは、要は痴呆のようなものです。

時間の概念なくなっていたり、空想の世界に入り込んでいます。



そしてチアノーゼが出ることも多いです。


母は今回手首が真っ黒になっていました。




気管支の病気なので風邪を軽く引くだけでも命取りになります。


肺炎になる可能性も高いです。






そして、この病気が更にひどくなると自発呼吸が出来なくなります。


そして身内は選択を迫られる事になります。












”そのまま、何もせずにそれを寿命と受け止めるか”





”人口呼吸器をつけるか”











人工呼吸器をつけるとどうなるか、



喉に穴を開けて機械を通すので



話す事も食べる事もできなくなります。



24時間看護はもちろん、


寝たきりになります。



でも、本人には意識があるのでこれは一種残酷な事です。






私の母は人工呼吸器をつけることを望んではいません。



私も姉もその意思を尊重したいと思っています。



でも、まだ母は62歳なんです。



頭では理解していても



感情がついていきません。



今回は持ち直したので人工呼吸器は見送りになりましたが、


容態が良くなったわけではないのでいずれ選択することになるでしょう。





どちらが母にとって、父にとって


そして私たち身内にとって良いのか


私はきっといつまでも悩む事でしょう。